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2010.12.13 (Mon)

都条例はどこへ行く?

 なんとか「こみっく★トレジャー」の受け持ち原稿を終わらせて、今日は都議会議事堂まで、例の青少年育成条例の総務委員会の傍聴へ。

都議会議事堂

 12時直前に何とかたどり着いたが、すでに基本定員の20名分は出てしまったあとだった。
 なんか傍聴席の数が普通より多いみたいな情報を拾っていたのだが、私のネタの拾い間違いだったのだろうか?(どこで拾ったネタかも思い出せんので、酔っ払いの妄想だったかもしれん)
 最初の20人にこぼれた人たちが(ざっと見て20人以上)ロビーにかたまっているが、どうしたわけか順番に並ぶ訳でもなく(もう20人傍聴席を増やすかもしれないという話は既に出ていたのだが?)この機会に何か新しい(条例反対の)グループを作ろうみたいなことを言い募っている。
 なんかクラブ活動の勧誘みたいだなと思いつつも、あれが昨今の若いもんの頑張り方なのかもしれんなどと年寄り臭さ全開で「じゃあ年寄りは腰を下ろさせてもらおうかね」と、ベンチに腰掛けていたら、その横で職員さんがもう20人並んでおいてくださいと言われたので腰を上げたら、そのまま3番目に整理券を受け取ることになった。なにやら自分が変に老獪なタヌキ親父みたいでちと心苦しい(苦笑)。
 正直、この歳になってこういう場は初めてなので、少々緊張する。撮影・録音は基本的に不可なのでメモ取りを頑張るしかないと神経を集中して3階の第1委員会室へ。

傍聴券

 が、あまりに拍子抜け。
 一応レコーダーは持参していたのだが、もとよりその必要さえない有様。
 共産党の吉田理事や、生活ネットワークの西崎議員らが強硬に反対意見を説くも、あっさりと「付帯決議案つきで可決」。
 もう少し、推進・反対両派の応酬があるかと思ったのだが…。
 頭にきたのは332件の請願・陳情審査を西崎議員のみが反対で、あと全員が不採択で可決したこと。そうか、その程度の扱いかという気分だ。
 民主党―っ!と、吠えたくもなるのが人情というところだが、それでも最後まで反対された方もいらっしゃる。個人的には松下玲子議員が終始暗い表情でうつむいたままだったことと、西崎議員の憤懣やるかたないという表情が印象的だった。そして、それはせめてもの救いであったのだ(他からの話で松下議員は泣いておられたとか)。
(手書きの汚いメモが記憶の頼りなので、人物等事実関係が間違えていたら、教えてやってください。逐次訂正いたします)

付帯決議案
付帯決議案
問題の付帯決議案。たったこれだけのシロモノ…なのだが、これがまだこの先で意味を持つのかどうかは、時間を待たねばならない。

 とりあえず15日の決議だが、可能ならまた傍聴に出向こうとは思っている。
 ただ、なんの議論も噛み合わない(噛み合わせていない)状態で決議されたような条例に意味など見出すことは出来ないし、何よりも私が気になるのは「表現の自由」が遠のいたこと以上に「子供を守る」「子供たちのために必要なこと」「子供の権利保障」等が、さらにはるか彼方に遠のいたことだ。 「子供のために」と言いながら、それでは今現在置き去りになっている被害児童の教育と将来の選択の権利はどうなっているのだ。児童虐待の被害児童という話だけではなく、世の中には交通遺児だとか、いろんな理由で保護を必要としている子供たちだっている。彼らに差し伸べる手を一切出そうともしないで、論じようともしないで、半ばパフォーマンスと意地と身内の利害に凝り固まって、老害知事の言いなりになっている東京都はいったいなんなのだろうか?
 そこをちゃんと論じて、それから後なら今回の話だってまた違う新しい論点があったし、そこから見出せたものもあったはずだ。
 加えて、論点が噛み合わなかったという点では反対派にも問題はある。 
 何度もいろんなところで言ってきたが世論を動かすという課題の上で「表現の自由」をお題目のように唱えているだけでは世間に対する現実感も、訴求力も弱すぎる。 そこには、残念ながら私の目から見ても出版業界の…というよりも流通における自主規制に対する疑問と詭弁臭さが目に付いてしまうのだ。その部分は、末端の書店や問屋レベルから意識改革が必要なのではないかと思う。簡単なことだ。「うちは18禁の本を置きたくない」とかいう書店をなくせばいい。そもそもそこに「18禁」は「悪いもの」という「大人のための作品」を下卑した認識が伺えるわけだ。それを改めればいい。もちろん、小中学校の校門前にあるような書店はしょうがないと思うが(苦笑)、そこから変われば、自主規制にしても相当無理なく機能するはずだ(それについて論じた反対派の人間も何人かいたはずじゃないのか?)。
 ぶっちゃけた話、18歳以上の「大人」たちの中で、単に「読者になるかもしれない」という層にとって、今回の条例が可決されようがしまいが多分実生活に支障があると考える人間は少ないと思う。いや、絶対に知らぬうちにジワジワと影響と支障は生じるのだが、それを今目の前にリアルな現象として視認できないものをどうやって知らしめれば良いというのだろうか。そんな層に「表現の自由」と言って、どこまで届くというのか。少なくとも、届かなかったことを責められる理由はどこにも無い。
 もとより、賛成派も反対派も血を流したがらなかった結果が(すまん。多分、私もだ)、今回の条例改悪であり、今日までの結果だ。
 その結果、流さなくてもよかった血を流し、痛みを味わう破目になるのはいったい誰なのだろうか? 作者なのか? 出版社なのか? どっかの政治屋なのか? それとも子供たちなのか?

 いずれにせよ、どう事態が転ぼうともこれだけは禁物だと思うことがあるので言わせてほしい。
「くじけるな! あきらめるな! くよくよするな!」 (うっ…なんかいきなりレッツゴー!陰陽師が後頭部の内側を這い回りだしたが…)
 どのような状況にあっても戦い方はある。作るべき未来はある。最後に目指すものはどこで、なんであるのかを各自がしっかりと意識することが大事なのだ。答は必ずそこから導き出される。
 とかいう私も、まだ決定的な答を見出せないでいるが、絶対に私はあきらめない。 「表現の自由」は守りたい。「子供たちの権利」も守りたい。今回の件は、この二つが相容れないものかのように扱われている。 おかしいだろっ! 噛み合わないはずが無いじゃないかっ! なのになんで噛み合わなかったんだ! 今からでも遅くは無い。はっきりとしつこいが、ただあきらめずに頑張ろう。
(2010年12月13日初稿 12月14日ちょっとだけ加筆修正)

ボンとモモ

 固い話はちょいと流して「ぴくしぶ 畑まんが道場」の11月期のテーマ「温泉」の入選作品はこちら。

ご隠居っ、ジャマです!
「ご隠居っ、ジャマです!」

 はうるさん。おめでとうございます! 本サイトの方でも紹介いたしております。
 さて、12月期のテーマは「美少年/美少女」です。皆さんの挑戦をお待ちいたしております。
 それでは、今回この辺で。
 
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